映画「トーテム」を僕は見た。。Day
ご縁があり
台湾との交流の一端として
微力ではありますが
たまーに歌ったりおどけたりお酒を飲んだりしています。
そのご縁があり
以前、
「太陽の子」という映画を観させてもらって
このblogに感想を書き
その乱文を
僕の目の前で
監督さんと主演女優さんに読まれるという
とんでもない事態に出会ったことがあります。
興味ある方はどうぞその「乱文」お読みくださいませ。。
↓
「映画『太陽の子』を僕は見た」
そして今日は
ご縁があり
「トーテムを見た」の運びとなります。
僕も昔からの伝統文化を大切に受け継いでいく部落の育ちでして
子供の頃から豊年祭には心を踊らせ
意味も解らないまま
伝統文化を習っていた。
大人になり
道を外し
先が見えないことを周りのせいにして
全てのしがらみを断ち切る術を覚えた。
そこからは楽なもんで
過去も歴史も過ちさえも
自分の生きる「今」には関係ないと
フタをして深く考えもせず
俺は未来だけを見ているんだ!って
強がっていた。
歴史にすがる。
過去に囚われる。。。
それは前に進めない人の弱さだと思っていた。
でも違うんだなーって
トーテムを観て思った。
先に進むには
過去を振り返らず
前を見続けることは大事だけど
進む方向を決めるためには
過去が
歴史が
過ちさえもが
とっても大事になってくるんだって。
気づかされた。
学ばない人の進む方向なんて
進んでるんだか
その逆なんだか
解りっこない。
よしんば上手くいき進めたとしても
いつかきっと立ち止まる時が来る。
どうして自分はここにいるんだろう?って。
迷うときがきっと来る。
そういうときのための
「血」であり
「アイデンティティ」なのかなって。
どんな状況になったって
俺はどこそこの部落の末裔で
なんとかの異名をもつ祖父母を持ち
一日5トンもモズクを採るアイツの息子だ!!
とか言えたなら
引きこもりがちな僕だって
東京に出て
東京代表トップランカーや
悪そうなヤツは大体友達な人たちとも
渡り合える気がする。
気がする。
映画を見た限り
自分が体験した限りではあるけれど
今の沖縄が無くしてしまった事が
色濃く残っているように見える台湾。
同じ道を歩んでいるように見える台湾。
また台湾に行きたいな。
あのパワフルな街で
もう一度歌いたいな。
言葉では無く
想いを伝え
共有したいな。
明日も良い日だ。
モヒ男。。
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